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TIPSその10

「チェックディスクの機能と問題」



●チェックディスクとは
 チェックディスク (Chkdsk.exe) はディスクの異常をチェックし、必要があればそれを修正するWindows標準のプログラムです。DOSの時代からあるプログラムですが、Windows 9xでは動作状態をグラフィカルに表示するスキャンディスクも提供されていました。Windows NT/2000/XP/Vista/7ではスキャンディスクはなく、チェックディスクのみの提供です。
 チェックディスクを実行するには、「コンピュータ (またはマイコンピュータ)」あるいは「エクスプローラ」でチェックするディスクを右クリックして「プロパティ」を表示し、「ツール」から「エラーチェック」で起動することも、「コントローラパネル」−「管理ツール」−「コンピュータの管理」−「ディスクの管理」からチェックするディスクを右クリックして「プロパティ」を表示し、「ツール」から「エラーチェック」で起動することもできます。あるいは、「ファイル名を指定して実行」あるいは「コマンドプロンプト」から "chkdsk <ドライブ名> /オプション" と入力して実行することもできます。コマンドプロンプト以外から実行した場合は画面に何も表示されませんので、実行結果はイベントログで確認します。コマンドプロンプトから実行した場合のみ、実行中の画面と実行結果が画面に表示されます。なお、チェックディスクの実行には管理者権限が必要です。
 チェックディスクの機能は、不良セクタ、消失したクラスタ、相互リンクしたファイル、およびディレクトリエラーに関連するファイルシステム上の不具合をチェックし、オプションの指定があればそれを修復します。その意味では便利で有用なプログラムです。特に不具合が微小なものであればチェックディスクで問題なく修復できます。しかし、不具合が大きい場合、時に不具合は修正されたものの、データが失われることがあります。というのは、チェックディスクの機能が不具合を修正することを目的としており、データの回復が目的ではないことによります。つまりチェックディスクは例えデータを切り捨てても不具合を修正しようとします。不具合を修正した結果データが回復することもありますが、必ずそうなるという保証はありません。したがってチェックディスクの実行には注意が必要です。チェックディスクを実行する前にそのディスクに大事なデータがあるなら、あらかじめデータのバックアップを取った上で実行することをお勧めします。

●チェックディスクで失われたデータはどこに
 チェックディスクを実行した結果、いくつかのファイルが失われて、代わりにルートフォルダや "found.xxx" というフォルダに "filexxxxx.chk" という名前のファイルができていることがあります。これは破損したファイルや所在 (所属フォルダ) が不明になったファイルをチェックディスクが回復したものです。拡張子が.chkになっているため、このままではアプリケーションで開くことができませんが、テキストエディタあるいはバイナリエディタで開いて、それがどういう種類のファイルかを確認できれば、拡張子を正しいものに変更することで、アプリケーションから開けるようになる可能性があります。しかし、可能性があるというだけで、内容が破損していればやはり開けません。残念ながらこれには限界があります。
(by ITAYA)

これで修復できない場合はハードディスク修復/データ回復サービスをご利用ください。